右往左往

日々右往左往している人の備忘録

アクアパッツア

昨晩、眠る前にあることに気付いてから

頬を引っ叩かれたような気持ちのまま眠りに就いた。

朝起きたら最近感じていた、躁に近い奇妙な高揚感はすっかり消えて無くなっていた。

自分の感性くらい、自分で決めろと喝を入れられた気持ち。

 

ゴミ捨ての時間までには無事起きることができ、

いそいそとパジャマのままゴミ置き場まで行くと

大家一家のおじいさんとすれ違い、挨拶。

今日は天気になるらしいよ、と天気予報を教えてくれる。

在宅勤務になって、ベランダで休憩時間を過ごすようになり気付いたのは、

このおじいちゃんはいつも外にいるということ。

アパートの隣に大家さん一家が住んでいて、

外が好きなのか、家に居づらいのか、なんて1人考えた。

 

午前中は食べ終わった食器が溜まりに溜まっていたシンクを片付け、

布団を干し(おじいさんの天気予報、セクシーサンキュー。最近良く聴くよ、セクゾ)、

作業をした。

昨年後期に作ったラインスタンプ のベースキャラクターのデータ化と、

ポートフォリオ への貼り付け。そしてレイアウト変更。

 

先日、風呂のなかでTRANSITを読んでいた時に目にしてから、

ずっとつくりたかったアクアパッツァ

材料はもう既に調理される時を今か今かと冷蔵庫で待っていて、

でも午前中にあさりの砂抜きができなかったからやめた。

夜にまわす。

 

適当につくって食べてからは、

久々に映画を見ようと思ってアマプラを散策した。

見たいリストには沢山の映画が溜まっていて、

このリストと我が家の積読がゼロになる日は来るのかと思う。

多分、来ない。

 

見たかったけど、上映期間を見逃してしまった『わたしはロランス』を見ることに。

そもそも、フランス語が聞きたかった。

 

15時前後に見始めたから余計良かった。

夕暮れの、あおい光が部屋を満たす時間に、

ロランスとフレッドのはじまりへの回顧で映画が終わったことで、

かすり傷どころか大きい瘡蓋や生々しい今も塞がらない傷跡だらけの、

ふたりの関係の切なさをより一層感じることができた。

周りの環境によって、ストーリーの受け取られ方が変わってしまうのも、

如何なものかとも思うけれど。

 

ふたりには常になにか降り注いでいた。

しあわせの象徴のように、

乾きたてのふかふかの洗濯物が雪崩のように降り注ぐ。

これはロランスとフレッドのシーンで別離の前後にも描かれているし、

フレッドも同じことを彼女の息子にしていた。

悩んでいる間は水が、

そして終わりを迎えた時、死の象徴のような枯れ葉が2人の頭上を舞っていた。

 

 映画を見終わってからあさりの砂抜きをしがてら、

最近始めたHTMLの勉強をした。何かを新しく、

しかも勉強してる感が分かりやすいものを、

始めるのは今の環境においてとても大事なことだ。

 

そのあとアクアパッツアをつくって食べて、

これから毎週楽しみにしているANNを聴く。

 

今日の学びは、アクアパッツアはひとりで食べるものではない。